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即興曲のどこが即興⁈~シリーズ豆知識 - カラヤン
2024/03/23 (Sat) 11:24:04
皆さん、こんにちは
せっかくの土日なのにぱっとしないお天気ですね
散歩もできず、ということで暇に任せてぱっとしない書き込みを
即興曲ってありますよね。
有名なところでは、シューベルトの即興曲とかショパンの幻想即興曲とか
これを聴いていて、どこが即興演奏なんだと思った方はいらっしゃいませんか
即興というくらいだから、演奏者がアドリブで弾いているはずなのに、だれが弾く幻想即興曲も同じにようにしか聞こえない。おかしい。
実はクラシックの即興曲の場合、即興といっても、ジャズの即興演奏=アドリブとは違って、作曲家が心にふと浮かんだ曲想をまとめ上げた、形式にとらわれない自由な曲のことなんだそうです
えーっ、作曲なんてみんな頭に浮かんだメロディーを五線譜に書き留めたものなんじゃないの?それを言い出したらどれも即興曲じゃないの?と言いたくなりませんか
「いやあ、この曲一応書き上げたんだけど、よく見直してないんだよね。誤植とがあるかも知れないけど即興曲だから勘弁してね」という作曲家の言い訳かもですね(そんなわけないか)
「いのちの歌」涙なしで聴けるか、歌えるか - カラヤン
2024/03/20 (Wed) 17:51:08
皆さん、こんにちは
さきほどまで草加市民文化会館のレセプションルームでチャリティーコンサートを聴き、
今しがた家に着いたのですが、予報通りの荒れた空模様
最悪のタイミングで根津に着いたため、たった3分でびしょびしょになってしまいました
でも、コンサートはとても良かったですよ。
チェロあり、チューバあり、フルート、ホルンにオペラあり、もちろん我らがK先生の独唱ありで、演奏形態も曲目もバラエティに富んで、楽しいコンサートでした。
演奏家協会の皆さんは、演奏のうまさはもちろんですが、曲の紹介などしゃべりも上手ですね。
ギンギンのオペラ歌手は、たしか1回目のオペラくるみ割り人形の金平糖の女王の役だったと思いますが、お芝居がかった身振り手振りで、客席を大いに沸かせてました
とはいえ、やはりクライマックスはK先生とテノールの二重唱。
感動的な「いのちの歌」は涙なしには聴けません。
この曲はメサイアのクリスマス会での取り上げを検討しているのですが、想像しただけで泣きそうになるのに、涙なしでちゃんと歌えるかな~
「舌の先を歯の裏にくっつけて」なんて考えていたら、泣いてる余裕はないかも知れませんね(笑)
締め括りは、会場の手拍子に乗って一風変わったノリノリの「怪獣のバラード」
K先生の渾身の「ヘーイ!」と「ふるさと」の全員合唱でコンサートは幕を下ろしました。
あなたの口の中どうなってる⁈ - カラヤン
2024/03/17 (Sun) 18:15:47
皆さん、こんにちは。
昨日に続き、今日も暖かくて穏やかな一日でしたね
昨日のレッスンは、アルトのYさんの新規入会とテナーのNさんの戦線復帰という2つのおめでたい拍手で始まりました
K先生、息を切らしながら、珍しく時間に遅れてVシティに到着。
なんと自分の卒園された幼稚園の来賓として出席・ご挨拶されてきたそうで、すでに一仕事済ませたご様子。
バイタリティそのままに熱量たっぷりのレッスンとなりました。
レッスンのポイントは、舌をどう動かすか、口の中はどうあるべきか。
何もしていない状態の時、上の歯と下の歯はくっついていないのが正常だそうです。
少しだけスキマがあり、そこに舌の先があるのが理想的。
舌はこんもりとして、奥の方がっ引っ込んだり平べったくなっていない。
で、歌う時はその舌の上を息がスムーズに流れるようにする。
そのためには、舌の中央が前から見えるくらいに下の歯に舌を押しつける。
ここしばらく続いているテーマですね。
それほど大事であることは頭では理解できても、修得することが難しい。
「舌が見えない」「自分で思う以上にもっと出す」「舌の奥の方が落ちて空洞ができている」と言われても、
そうなんだろうけど、なかなか・・・
日本語を話す時には、舌を歯にくっつける必要はないので、意識しないと舌は奥に引っ込む。
なのでK先生ご自身は、常に舌を歯にくっつけて話すようにしているとのことです。
流石徹底してますね。
というわけで、他にもいろいろなことを教わったはずですが、頭に残っていないため以下省略
別件です
2月の草加市民音楽祭の来場者アンケートが送られてきました。
アンケート内容は大部分が総論的なコメントで、参加団体に対するものはあまりなかったのですが、アラフィフの男性が詳細なコメントを書いてくれました。その内容が素晴らしい。
【メサイアについて】
ここも河内さんなので期待したが、裏切らず見事だった。
まず、今日の中では一番難易度が高い。それに挑戦するだけでなくここまで出来るなんて、部員のレベルの高さを感じた。
一番うまかったと思う。厳かで文化会館に居ることを忘れさせた。
これほどうれしいコメントがあるでしょうか。
来場者アンケートは次回のレッスン時に持ってきますが、グダグダの掲示板をここまで読んでくださった方への先行配信プレゼントでした
高齢者に日記は向かないかも⁈ - カラヤン
2024/03/10 (Sun) 22:00:40
皆さん、こんばんは
瑠璃色の地球とメサイア24番の予習やってますか?って余計なお世話でしたね
突然ですが、何を隠そう今年に入って日記をつけています。
小学校低学年の「夏休みの友」の絵日記以来なので、半世紀以上ぶりです。
なぜ今さら日記など?
さしたる理由はないのですが、ある時手帳を見ていて、メサイアとサックスのレッスンと飲み会の予定以外何もないことに気づき、ウン十年後に振り返った時、はてこれで良かったのかと。
とにかく三日坊主で終わらないようにと3日は継続し、三週間坊主にならないよう3週間書いて、ようやく今日で2か月と10日。三カ月坊主まで、あと少なくとも20日は頑張らねば
でも、何が大変かって、日記に書くほどのことがないこともありますが、それ以上に若い時分と違って夜に一日を振り返るのが辛い。
勤務先から帰って、風呂に入ってビールの一杯も飲めばほろ酔い気分だし、10時前には睡魔が襲ってくる。
ということは、高齢者に日記は無理?無理と言わずとも向かないのか?
いえいえ、そんなことはありません。
なんといっても朝が早い。朝起きてから出勤までどれだけの時間を持て余しているか。
その時間をたっぷり日記を書くのにかけることが出来ます。
もちろん、前日のことを覚えていればの話です(笑)
こんな御託を並べる時間があれば、さっさと日記を書いて寝床に就けばいいのではないか?
おっしゃる通り。
忙しくなりますよ - カラヤン
2024/03/03 (Sun) 17:13:46
皆さん、こんにちは
昨日のレッスンお疲れさまでした。
なにしろ盛りだくさんの1日でしたね。
8月に予定していたサウンド・オブ・ハートコンサートは9月に松伏エローラに変更になり、本申込のため、その日のうちにバスのTさんがはるばる松伏までひとっ走りしてくれました
「瑠璃色の地球」は、楽譜をコピーして配布するところで終わりかと思ったら、さっそくその場で練習開始。
今村康編曲の混声四部は、冒頭バスで始まるところと、uh-、ah-を多用するハーモニー重視が特徴で、音響のいい松伏エローラでの演奏にピッタリです。
次のメサイアの練習曲は「24番」ということで、さっそく次回に練習開始(の予定)。
24番は私がメサイアに入会する前に練習されていたようで、歌うのは今回が初めてです。
午後にはアルトサックスのレッスンだったのですが、やっていた曲にOKが出て、それはそれで達成感があるのですが、来週からは新しいレッスン曲が始まる。
ということで、瑠璃色の地球、24番、チュニジアの夜(ジャズの名曲です)の3つの楽譜を読み込まなくちゃいけない。
と、勝手に忙しがっています(笑)
で、肝心の昨日のメサイアレッスンでは、いろいろなことを教わりましたが、最大のポイントは、とにかく舌を使って、たくさんの息を舌の上を流すことに尽きたかと。
大事なことは舌先で下の歯の裏を押すこと自体よりも、舌の奥の方がそれによって盛り上がること(舌が下がって空洞ができないようにすること)なんですね。
そこのところを勘違いして、とにかく舌先をぐいぐい歯に押し付けていたので、舌先が口内炎になってしまいました。
われながら、アホやな~と。
昨日はアルトパートの方が見学に来てくださいました。
ぜひとも、われらのお仲間に加わってほしいですね。神に祈りましょう、アーメン
17番は文字通りハイエスト⁉ - カラヤン
2024/02/17 (Sat) 21:24:30
皆さん、こんばんは
ここのところ暑くなったり、寒さが戻ったり、体調管理が難しいですね。
草加市民音楽祭の疲れと緊張のほぐれの影響でしょうか、今日のレッスンは参加者9名で、私が記憶する限り初めての1桁となりました。
でも、K先生の指導にかける情熱はまったく左右されません。って今さらですよね(笑)
今日のレッスン曲は、メサイア17番。
新曲といっても、足立のメサイアやコロナ前のオペラ塾などで、まったく初めての方の方が少ないような。
2分足らずの短い曲ですが、まあテナーパートの音域の高いこと。
とくに階名で歌うと、上の「ラ」が何度も登場することがよくわかります。
今日のポイントは、息をたくさん吐くことは当然として、とにかくまっすぐまっすぐに声を出すこと。
舌先を下の歯の裏に付けて、舌の中央を丸く盛り上げてその上を息が通りやすくする。
この曲は1オクターブの跳躍が頻繁に出てきますが、その場合でも上げたり下げたりしようとすると、K先生からダメ出し。
「今、舌はどうなってた?」「どうして失敗したと思う?」と幾度となく聞かれましたが、
何も考えてなかったわけではないと思うけど、いやあー無我夢中で歌うと覚えてないんですよね。それがダメらしい。
無我ではなく、どうやったらどうなったと自身をよく観察し、コントロールすることが肝心。
高い「ラ」はこれまで瞬発力で凌いだり裏声に逃げたりしてましたが、さすがに今日はそうもいかず。
正面から挑戦しただけでも進歩だとしましょう。
なんやかんやで2時間のレッスンは終わり、ヘトヘトになりながらも午後はアルトサックスのレッスンに向かい、
疲れて息も続かず指も動かないかと思いきや、かえって力が抜けていい演奏ができました(笑)
本番当日、メサイア大健闘! - カラヤン
2024/02/12 (Mon) 08:43:36
皆さん、おはようございます。
昨晩はぐっすり眠れましたか?
私はすぐに寝付けたのですが、中途覚醒して今朝は4時前に起きてしまいました。
市民音楽祭の興奮がさめやらなかった訳ではありません。単なる老化現象だと思います
それにしても、今回に限ったことではありませんが、本番では最高のパフォーマンスを出せましたね
勝因は何か。
私はリハーサルから控室に戻った後の昼食前の練習だと踏んでいます。
Kyrieでテンポ感が掴めずに走ったり各パートが揃わなかったのが、キーボードを使った練習で揃うようになった。
コールリバーでキーボードを持ち込んでくださったバスのYさんに感謝です。
リバーさんと相部屋で、チームメサイアとしてはラッキーでした。
私個人としても、今回は100%出しきったと自負しています。
仮にK先生から「いやいや60%でしょ、あと40%出せる」と言われたら、それは買い被りです
メサイアの演奏を録画して、バスのYさん経由でLINEに共有してくださるコールリバーのTさんにも感謝ですね。
メサイアに入って一緒に歌っていただけると、さらに感謝なのですが。
ともあれ、Kyrieと12番はいったんここで終了。
今週末には早くも新曲のレッスンが始まります。
新曲といってもメサイア17番、モツレクのAgnus Deiは、いずれもオペラ塾でメンバーの大半は経験済みの曲。
おそらく「階名」での練習からスタートすると思うので、各々方ご準備のほど抜かりなく。
決戦前日 - カラヤン
2024/02/10 (Sat) 15:03:49
皆さん、こんにちは
今日もいいお天気でしたね
明日はいよいよ草加市民音楽祭の本番。
先週の予告どおり、今日のレッスンは起立でのKyrieの通しから始まりました。
「うん、初っ端でこれだけ歌えたら明日は大丈夫」とのK先生の言葉に勇気をもらいました
特にバスの出だしは良かったんじゃないかな。
当然いろいろと細かいご指導もありましたが、その内容は省略。
この曲の場合、旋回しながら上に昇っていくイメージを持つことが大切。
後半に向けてフーガが段々と細かくなり、音程も徐々に高くなっていく。
そして最後のアダージョのKyrie eleisonで天上の神に最も近づく。
「憐れみたまえ」というのは、お救いくださいというよりは自分をそちら側に入れてください、というニュアンスだそうです。
12番はがらっと変わって嬉しさマックス感をどれだけ出せるか。
神の御子は地面から這い出てくるわけではなく、天上から降ってくる。それを受け止めるのだから、声は上向きでないといけない。
4回出てくるWonderful Counsellorでは、ワンダフルじゃなくてワーンダフルと声を合わせる。
その前の四分休符は休むところだと思ってはいけない。shall be calledで気持ちが盛り上がり、こみ上がったものを溢れさせるのに必要な間なんだと。
アジリタでは、前回のソプラノ、バスに続き、アルトも2組に分け2拍づつの交代制にして強化しました。
テナーのアジリタは盲腸みたいに短くてよかったです(笑)
泣いても笑っても、明日はいよいよ本番。
以前のように終演後の会食は予定していませんが、各自家に帰って美味いビールが飲めるよう頑張りましょう!
次回レッスンはゲネプロ⁈ - カラヤン
2024/02/04 (Sun) 17:21:26
皆さん、こんにちは
本番まで1週間となりました。
準備運動で、重心をつま先に置き、体を前のめりにしてその位置で歌うんだと。
マイケル・ジャクソンの真似をすると常人は倒れるので、その手前くらいでストップ。
前回のKyrieの練習は、バスからワンパート毎だったため、テナーまで回ってくるのに時間がかかりましたが、
今日は最初にバスとテナーで通して歌い、そこにアルトが加わり、最後にソプラノも加わるという方式。
なので、バスとテナーは出ずっぱりでヘトヘトです
自分たちがどのように歌っているか、歌えているかどうかがよりわかるように、あえてピアノ伴奏なし。
弱いところ、あやふやなところが、より浮彫になりました。
何をどう変えたらうまくいくようになったか、自分で自分をよく観察すること、できたと思ったら、できた方法をよく覚えておくこと、そのことを繰り返し強調されました。
個人的にも、後半の半音づつ上がっていくところで、なんとなく曖昧に歌っていた部分が、やはり違っていたことが判明。
繰り返しのレッスンで修正したものの微妙な違和感はあり、K先生から「かろうじてセーフ」と完全に見抜かれていました
12番のアジリタの部分で、Ms.マープルさんから「ソプラノメンバーを分け小節ごとに交互に歌う」という勇気ある提案がありました。
前回の「メンバーを分けて1拍づつ休符をとってはどうか」との提案に対する、逆提案だったのですが、なんとこれが見事に採用
てっきり「何休むことばかり考えてるの!」と却下されるかと思ったのですが、K先生も精神主義ではなく、アイデアは採り入れる実利主義だったんですね。
バスパートのアジリタでも交互方式を取り入れることになりました。
次回は直前の前日レッスン。
朝目が覚めた瞬間からテンションを上げて、練習開始までにテンションマックスまで持っていくようにとの厳命です。
まさにゲネプロだと思った方がよさそうですね!
いよいよ仕上げモードに - カラヤン
2024/01/28 (Sun) 14:55:19
皆さん、こんにちは
市民音楽祭まで、昨日のレッスンを除き、残すところあと2回。
いよいよ仕上げモードに入ってきた感がありますね。
レッスンは本番の順序に従って、まずはKyrieから。
バスから始まって各パート毎に、区切りながら最初から最後まで通して歌いました。
それぞれのパートの不安定なところを探して、そこを徹底して直すという趣旨でしょう。
バス、アルト、ソプラノと進み、テナーの番が回ってきた時は11時を過ぎていました。
自分の出番を待つ間、冷えと緊張でトイレに行って、ようやく回ってきたのはいいものの、
直前にお茶を飲むのを忘れて、歌い始める時には緊張も重なって喉はカラカラ。
「しまった!」と思いきや、時すでに遅し。
特にKyrieのテナーのパートは、途中切れ目なく延々と続くので、
我慢できず「すみません、一口だけ」と、途中なのに思わずお茶をゴクリと飲んでしまいました(苦笑
レッスンでK先生から特に注意されたのは、「キーリエ」と入る際にまっすぐに息を吐きだすこと。
同じく「クリステ」と入る際には、「ク」を素早く発音し「リ」の母音がはっきり聞えるようにする。
スピードが足りなくて「クルステ」になってしまうと失敗。で、さらに息のスピードを上げていく。
でも曲自体のスピードは一定で変わらないから、曲が走ってしまってはいけない。
「キリエ」と「クリステ」で、各パートが入ったことが明確にわかるようにという指導は、
オペラ塾のマエストロ、スティーブン・シャレット先生と共通していますね。
残り20分ほどで、12番の練習。
まずは、冒頭の長いピアノ伴奏の間に頭を切り替えること。
荘厳なKyrieの神妙な面持ちから、超明るい12番のウキウキ顔に変えて、気分も一新しないといけないですね。
2週間後にはいよいよ本番。
風邪をひかないように、体調に十分注意しましょう。
それと牡蛎に当たらないよう、本番直前の食事にも注意しましょう(笑)